第2回校内授業研究会を開催しました。

考えの共有

協議会①

協議会②

本校は、研究主題「意欲をもって取り組み、ねばり強く頑張る児童の育成 副題:あきらめずに進んで学ぶことで確かな学力を身に付ける城北っ子の育成を目指す算数指導の工夫・改善」のもと、算数科の指導方法の工夫・改善について、4年間研究を続けています。

12月10日(水)には、第2回校内授業研究会を、市内小学校の校長先生を指導者として迎え、4年3組「垂直・平行と四角形」において行いました。「宝箱を開けるためには、9つの鍵が必要」という問題から、9つの鍵となる9つの四角形を台形と平行四辺形とその他の四角形に分類しながら、台形や平行四辺形の特徴を考えていくという課題でした。タブレット端末の活用を中心にして9つの四角形の特徴を考えたり、台形と平行四辺形の違いを考えたりしました。課題を解決するために一人で考える児童、数人で集まって考える児童、担任と一緒に考える児童など自分で学びのスタイルを決めさせて活動できるようにしました。またルーブリックにて目標を決めて活動できるようにもしました。

学びを進めながら、平行線があることや平行線の組数に気付きはじめ、徐々に分類できるようになりました。友達と考えを共有したり、教え合ったりする姿も見られました。

終末には、9つの四角形の分類について考えを共有しました。9つの四角形の特徴を比較しながら、台形と平行四辺形の特徴を確認できました。そして最後には宝箱を開けることに成功しました。授業のまとめとして、ルーブリックの結果と振り返りも行いました。自分自身の学習をよく振り返る姿がありました。

授業後、教員たちで授業を振り返りながら、協議題:算数に「好き」という気持ちをもって取り組める工夫と、「わかった」「できた」につなげる基礎学力定着の工夫 として、協議を行いました。またタブレット端末を中心とした授業やヒントカード等の活用の仕方なども含め、意見交換もすることができました。そして最後には、指導者の先生から、協議題を踏まえつつ、図形における指導のポイントやICTの活用などについてご指導いただきました。この授業や研究協議を踏まえ、今後も各学年で算数の指導方法の改善に努めていきます。

  • 2025年12月11日 14:28